今年のサトウキビの生育状況は昨年に比較するとかなり悪い。
写真１の手前、すなわち北側の生育が悪い。
これは176節、177節に示したように出芽しなかったサトウキビを植え替えたプロットである。
プロットごとのサトウキビの状態を写真2に示す。
図１にはサトウキビの高さを比較した。
図2に示すように植え替えたサトウキビの高さは植え替えなかったサトウキビより明らかに低い。
また植えかえの有無に関わらず北側ほど高さは低い傾向を示した。
5月19日に植え替えたサトウキビのうち、Ｃ４とＤ７は枯れてしまい。再植え替えを行った。
またE5は5月19日は出芽しており植えか得なかったが、その出芽が枯れたため植えかえを行った。
そのときの様子を写真3,4および写真6に示す。
写真3,4の植えかえに用いた株は、実は5月19日に除去した株であった。(写真5)
除去して放置しておいたら土を被せていないのに自然に発芽してきたものである。
7月14日現在、植え替えた株はすべて根付いている。
これらの株が12月の収穫期までにどの程度まで成長するだろうか？
観察を続けたい。
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