237.シロップ分離濾液と菌糸塊の室内放置 2019年6月17日
第222節「サトウキビシロップの菌糸塊3」で分離した濾液と菌糸塊を室内に放置したところ、写真1,写真2に示すように
水分が蒸発していった。
最終的には濾液はペースト状になり菌糸塊は完全に乾燥し粉末にすることができた。(写真3)
ペースト状に濃縮された濾液にはスクロースと考えられる結晶が析出していた。(写真4)
図1に室内放置前後の重量変化を示す。
濾液は3.38/28.44=11.7%まで重量が減少した。
放置前の濾液のBrixは10%であったので、妥当な値である。
菌糸塊は0.71/13.98=5.1%まで重量が減少した。
菌糸塊の95%は水分であったと言える。
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