244. 5次砂糖結晶に生えたカビ 2019年8月12日
第202節「(続)自家製最終糖蜜」で回収した5次結晶を室内に放置したところすぐに乾燥し、その後、翌年の7月までは何の変化もなかった。
しかし、梅雨にはいり湿度と気温が高くなるとカビが発生した。
その様子を写真1と写真2に示す。
この状態は糖蜜を室内に放置したときのカビの発生状況と同じである。(第99節「糖蜜のカビ」)
すなわち、湿度が高くなったために糖蜜や砂糖の表面に水が凝縮し、その水が糖蜜や砂糖を希釈してカビの増殖を許す水分活性になるということである。
写真3には増殖したカビのコロニーの顕微鏡写真を示した。