256. 枯れたラベンダー 2019年10月19日
第179節でローズマリーとラベンダーの生長過程を述べた。その後ラベンダーは3種が順調に生育し残りは枯れてしまった。
3種のラベンダーは①ランビケンス ②アラビアンナイト ③スコテッシュコテージである。
2019年の7月から9月にかけ3種のうち①と③が枯れ残ったのは②アラビアンナイトだけになった。
その経過を写真1に示した。
写真2は上から撮影した③スコテッシュカテージの経過を示す。
2019年の7月22日はまったく問題なかったものの、その1週間後の7月29日には葉の緑色が退色し、その後糖蜜色となった。
図1には写真2のRGB変化を図2にはG/RとB/G変化を示す。
7月末から8月濡順にかけて急激なG/Rの低下が起こっていることがわかる。
この急激な変化が何に起因するかは分からない。
雑草のために①ランビケンスがいつ枯れたかははっきりしないが、おおよそ③スコテッシュコテージと同じ時期と推定される。
写真3は枯れた③スコティッシュコテージの残骸である。
緑の葉の残った枝があったので、これを写真4のように挿し木をした。
根付くかどうか観察を続けたい。
枯れた①ランビケンスを引き抜こうとしたら蜂が飛び出してきた。刺されそうになったので作業を中止した。
注意深く観察すると蜂が蜂球を作っていた。(写真5)
蜂が新しい巣作りの場所を見つけていなくなるまで待とうと思う。
結局のところラベンダーの中で生存競争に勝ち残ったのは②アラビアンナイトであった。
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