261. 第3サトウキビ畑の経過4 2019年11月7日
第255節 第3サトウキビの経過3 の続きである。
11月6日にサトウキビの部位別の重量を測定するためにサンプリングを実施した。
写真1,2,3,4,5,6にサンプリングと部位分離の経過を示す。
表1に各部位の重量測定結果の一覧を示した。
図1に茎別の葉の重量分布を示した。
枯葉は乾燥しており1枚あたりの重量は緑葉に比して著しく小さい。
図2に緑葉、枯葉、葉鞘の重量変化を示す。
緑葉の重量は減少、葉鞘は10月度と同じである。葉鞘には新鮮なものと枯れたものの両方を含む。
枯葉も減少しているが、これは採取前にすでに落ちているものがあるからである。
図3に茎と根の重量変化を示す。両方とも10月度と変わらない。
図4に総重量変化を示した.9月度をピークにゆっくりと減少している。緑葉の減少が大きく寄与している。
図5に各部位の重量比率の変化を示した。
緑葉と根の比率は20%を切り、茎の比率は60%で10月度と変わらない。
図6に葉1枚あたりの平均重量の変化を平均緑葉枚数を示した。
緑葉の枚数が減少し、1枚あたりの重量は増加している。
写真7には10月~11月の生育経過を、写真8には芽の生長を測定した株のその後の経過を示した。
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