266.黒大豆の収穫 2019年12月21日

 第263節に記載したように生長した黒大豆を収穫してまず枝に実が付いたまま室内で乾燥した。(写真1)
ついで実の入った莢を室内で乾燥した。(写真2)




 時間が進むにつれ緑色が残っていた莢も糖蜜色に変化した。
 そのときの重量変化を図1に示す。
 もっと重量変化が緩やかになるまで放置を続けようと考えていたが、白いカビが発生してきたので11月26日で停止して莢を剝いた。

 

 写真3は表面が黒く、まったく傷のない正常な黒大豆である。
 
 写真4は黒大豆が割れており、カビが生えているものもあった。
 
 割れた黒大豆の中には写真5のような虫がついたものもあった。

 

 分離した莢の実の状態を写真6に示した。



 取り出した実をA,B,C,Dの4つのグループに分類した。
 A、B,Cは表面が十分に黒く、Dはまだ紫色をしているものである。
 Aは表面に傷がないもの、Bは表面に小さな傷があり、黒色がなくなった部分があるものである。Cは表面に大きな傷があるものである。
 正常な黒大豆は115gであり全体の37%であった。




 研究日誌の目次に戻る