334.年度別の第2サトウキビ畑収穫本数 2021年2月6日
2020年度生育サトウキビ刈り取り中の第2サトウキビの変化を写真1に示した。
また各区画の収穫本数を表1に示した。
表2に過去3年間の区画ごとの収穫本数を示した。
合計収穫本数は419本(100%)、595本(142%), 636本(152%)と年々増加している。
図1には区画ごとの収穫本数の推移を示した。
図2には2018-2019年度の収穫本数に対する 2019-2020年度、2020-2021年度の収穫本数の相関を示した。
両者には強い正の相関がある。
図3に12月~1月度の最高気温平均値を図4に最低気温平均値を比較した。
前年度収穫時(12月-1月)の気温が低いときは新芽の発生時期が遅くなることが観察されている。
そのためにこの時期の気温が収穫本数に大きく影響する。
図5に示すように12月-1月の平均最低気温と収穫本数には直線的な関係が認められた。
今期(2020-2021年)の気温は2017/2018年度の次に低かったので、2021年度に生育するサトウキビの本数は今期より減少すると予想される。
研究日誌の目次に戻る