345. バガス置き場の変化 2021年4月23日
第132節でバガス置き場について記載した。
本節ではそのバガス置き場にバガスを起き始めてから現在までの経過について記録した。
2014年から2021年の毎月上旬のバガス置き場の写真を写真1に示した。
またバガスの累積発生量の経過について図1と図2に示した。
バガスの累積発生量は現在までに約1500kgに達しているが、バガス置き場のバガス量がさほど増加しているようには見えない。
バガスは発生するのはサトウキビを刈り取り黒砂糖を製造する12月から3月のおよそ4ヶ月間であり、それ以外の時期にはバガスは微生物に分解されて減量していくと考えられる。
分解されたバガスの成分は雑草の栄養源となり、夏にはバガスの山は茂った雑草に覆われてしまう。
冬になると雑草が枯れ、バガスが見えるようになるが、明らかに減量しているのがわかる。
いずれ、バガス置き場の深さごとにサンプリングして腐植化の度合いを調べてみたい。