403. サトウキビゲート2 2022年9月23日

 本節は396節の続きである。
 写真1にサトウキビゲートを2階から撮影したときの変化を示した。
 9月6日に台風11号の風雨によりゲートは下がって、人の通り抜けは困難になったが、垂直に立っている側枝の落下はほとんどなかった。
 ゲートを1本のロープで2階のベランダに結び付けて引っ張ることにより修復した。
 9月19日は台風14号の直撃を受け、多くの側枝を消失した。
 ゲートを2本のロープで2階のベランダに結び付けて修復した。


 写真2-1は7月30日から8月12日、写真2-2は8月13日から8月25日の経過である。
すべての側枝が健全で、8月16日から8月13日にはゲートの下にテッポウユリが開花し、ゲートの美しさに花を添えた。


 写真2-3は8月26日から9月8日の経過である。
 9月6日に台風11号の影響で、サトウキビゲートは倒伏したが、側枝はすべて無事であった。
 通常のサトウキビの側枝の多くが落下したのにゲートの側枝が落下しなかったのは、ゲートが揺れることにより風圧を吸収したから
 かもしれない。

 写真2-4は9月9日から9月21日の経過を示した。
 9月19日に最接近した台風14号の暴風雨は強烈であり、その音の大きさに恐怖を感じたほどであった。
 サトウキビゲートの側枝もさすがに耐えられず、多くが落下した。

 写真3には台風11号の写真4には台風14号によるサトウキビゲートの被害状況と修復の様子を示した。


 図1には台風11号と14号の延岡市への最接近日の位置関係を示した。
 台風14号の被害が大きかったのは当然と言える。
   
 台風14号後のサトウキビゲートは大変みすぼらしくなり、美観は失われた。
 しかし、まだ垂直に生えた側枝は残っているので、その寿命がつきるまで観察を続けたい。

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