432.第1サトウキビ畑跡地および旧バガス置場跡地のその後

 第1サトウキビ畑は第367節に記載したように整理し、旧バガス置場は第371節に記載したように整理した。
本節はその跡地のその後の経過の観察結果である。
 跡地には春になるとカラスのエンドウが旺盛に繁殖した。5月になるとカラスノエンドウは実をつけた後、枯れて消失し、クサイチゴが
生育を始めた。(写真1)


 夏になるとクサイチゴが旺盛に繁殖し、まさにクサイチゴの天下となった。(写真2)

 クサイチゴの天下は秋も続いた。(写真3)

 冬になるとクサイチゴはほとんどの葉を落とした。
 落ちなかった葉は紅葉した。(写真4)

 2月末からクサイチゴの白い花が咲き始め4月末に赤い実をつけた。
 赤い実をつけるころ別の雑草が繁殖しはじめた。(写真5)
 

 写真6はクサイチゴの花と実である。
   
 図1に毎月上旬の地表変化を示した。
 跡地はカラスノエンドウが枯れた後は、さながらクサイチゴ園となった。
 紅葉見られるのは1月から3月上旬であった。
 このことはコレクションリスト第529節「クサイチゴの一年」にも記載した。


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