536. バガス水浸漬液に増殖したカビフロックの屋外放置 2026年1月30日
第478節でサトウキビ搾汁茎残渣(バガス)を水槽にいれて水に浸漬したときの経過を示した。
このとき水表面に大量のカビが増殖しバイオイルムを形成した。
2024年4月16日にこのバイオフィルムを採取し(採取後はフロックと呼ぶ)、皿に入れて屋外に放置し(写真1)その経過を観察した。

写真2,3,4にその経過を示した。
カビフロックは1ヶ月も経過すると竹の落葉に覆われて見えなくなってしまった。
雨が降れば水浸しになり、雨が降らないと乾燥し、これが繰り返された。
乾燥時に強い風が吹くと、覆っていた枯葉が吹き飛ばされてしまう。



写真5は風で枯葉が吹き込んだ後の残渣である。

写真6に示す、最終残渣の顕微鏡観察を行い。 その画像を写真7に示した。


最終残渣にはもはやカビは残っていない、残渣の大部分は落葉由来の分解物であると考えられる。
緑色の球状シアノバクテリアは認められた。
バガス浸漬水に生えたカビはサトウキビ由来の糖分があってこそ、旺盛に生育するのであって、屋外で風雨にさらされると消滅してしまう。
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