613. 金堂ケ池の水抜きと枯れたモミジの木 2025年1月23日

 資料1に示すように金堂が池の池干し作業が開始された。
私にとっては金堂ケ池の水色は十分に美しい。
しかし、「金堂ケ池を美しくする会」の人たちには不満足なようである。
そこで、水質改善のため工事が実施されることになったのだ。(写真1)





 私は長い間、金堂ケ池には行っていなかったのだが、この池の底がどうなっているかを知りたいので、工事期間の3月末まで
 少なくとも一週間に一度は様子を見に行くことにした。
 写真2は工事開始前の様子、写真3は工事開始後の様子である。


 立入禁止区域ではない遊歩道を歩いていると、昔は元気だったモミジの木がすっかり枯れてしまっているのを見つけた。


 写真5に枯れたモミジの木の詳細を示した。

 図1は枯れたモミジの幹表面の画像とRGBを示した。
 枯れた幹は糖蜜色であるが、緑になっている部分も多く見られた。
 おそらくシアノバクテリアであろう。
 次回はサンプリングして顕微鏡観察をしてみたい。


 第110節では金堂ケ池の枯れ行く松の木について記載した。
その切り株の表面も緑色に覆われることがあり、これもシアノバクテリアであると思う。

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