649. 続々スモモの枝切断面の色変化 2025年11月17日
本節は第543節の続きである。
写真1は切断直後、19ヶ月後、48ヶ月後の切断面の比較である。
48ヶ月の切断面では大きなカビのコロニ‐(またはキノコかもしれない)が形成された。

写真2は切断面の経過である。
色変化としては2023年7月24日から大きくは変わっていない。
大きな変化は白いカビの繁殖である。

写真3はカビ発生の経過を示した。

写真4は暴風雨によるスモモの木が倒伏したときの状態である。
倒伏したスモモの木はこのときかなり弱っていたのではないかと考えられる。
その主たる原因は2022年の6月にカナブンに葉が喰い荒らされたことにあるのではないだうか。
弱った木にはキノコやカビが生えやすくなる。

2025年11月4日に切断面のカビを採取した、その様子を写真5に示した。

写真6は採取したカビの顕微鏡画像である。
1000倍の画像ではカビの菌糸がはっきりと見える。

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