380.2021年生育サトウキビの搾汁と加熱 2022年1月29日
搾汁と生ジュースの加熱の過程を写真1に示した。
今回、従来と大きな変更を行ったのは加熱時に浮遊してくる灰汁をすくい取って除去しないようにしたことである。
沸騰後10分の加熱のうち最初の5分は撹拌を続け、浮いてくる灰汁を破壊して分散させた。
この理由は沈降灰汁をできるだけ多く取得しようとしたためである。
沈降灰汁と黒大豆きなこの麹発酵の実験の材料とするのが目的である。
今期搾汁時の重量バランスを表1に示し、年度ごとの搾汁バランスを表2および図1に比較した。
これによると年々生ジュースの収率が低下していることが分かる。
私は搾汁機の能力低下ではないかと考えている。
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