1次発酵培地の調製と発酵開始までの過程を図1に示した。
前回（第407節）は室内に放置して発酵させたが、今回は30℃のインキュベーターにて発酵させた。
写真3に1次発酵経過を示した。
発酵2日目に表面が菌糸で覆われ、混合後は見られなくなった。
4日間の発酵の後、図2のように煮沸抽出を行った。
抽出沪液は冷凍保存し、1次抽出残渣は2次発酵に供した。
2次発酵開始の様子を図3に、発酵経過を写真4に示した。
2次発酵では1次発酵のように2日目で表面が菌糸体に覆われることはなかったが、3日目に
コロニーが出現した。発酵物は混合することなく4日間インキュベートした。
2次抽出の過程を図4に示した。
図5に発酵物の重量変化を示した。
凍結保管していた1次抽出液と2次抽出液は室内に放置して解凍後、沪過し、両沪液を混合して煮沸濃縮した。
その過程を図6に示した。
濃縮液は100ml容のプラスチック瓶に入れ、冷凍保管した。
図7には1次抽出液、2次抽出液、濃縮液のｐH,固形分、ODを比較して示した。
図8、図9、図10は各液の紫外可視吸収スペクトルである。
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