468. 2023年生育サトウキビ沈澱からのBKK調製1 2024年3月30日

 2023年の生育サトウキビジュースから取得した沈澱物は-20℃で凍結保存しておいた。
その沈殿物の約半分を使用してBKKの調製を実施した。
調製方法は433節と同じである。

写真1に発酵培地の調製経過を示した。


 写真2は1次発酵経過、図1は1次発酵中の重量変化である。



写真3は1次抽出経過を示した。
沸騰20分の煮沸抽出が終了時点では液の粘度が高く、そのままでは沪過は不可能であったので水道水500gを添加した。
しかし、濾過性は極めて悪かった。

 写真4には1次抽出残渣の2次発酵開始までの過程を示した。

 写真5は2次発酵の経過を、図2に2次発酵の重量変化を示した。


写真6に2次抽出の経過を示した。
1次抽出では加熱前に水道水2000gを添加したが、2次抽出では3000gに増加した。
その結果、2次抽出の濾過性は良好であった。

 1次抽出沪液と2次抽出沪液は凍結保存しておいたが、後に解凍して沪過してから沪液を混合してから濃縮した。
その経過を写真7に示した。
BBKサンプルの固形分濃度は5.9wt%であった。

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