474.第2サトウキビ畑無出芽株の抜取り 2024年5月22日
5月2日に第2サトウキビ畑の出芽本数について述べた。
無出芽区画は8区画であったが、その後5月18日まで待ったが出芽は見られなかった。
5月18日に抜き取った無出芽株の状態を写真1に示した。
いずれの株も乾燥して死滅しているように見えた。
竹パウダー有無で抜き取った無出芽株に外見上の差異は認められなかった。
写真2は無出芽株の根の画像を示した。
私は竹パウダーを使用した無出芽株の根にはカビの菌糸が繁殖していることを予想したが、そのようなことはなかった。
竹パウダーの有無にかかわらず、根は乾燥して死滅しているように見えた。
表1に過去8年間(2017年~2024年)の各区画の無出芽回数、植替え後の経過年数の一覧表一覧表を示した。
また2024年の無出芽区画の欄に黄色の網掛けをし、竹パウダー使用の有無を示した。
図1に過去8年間の無出芽回数を区画別に比較した。
表2には無出芽区画の植替え後経過年数と竹パウダーの有無を示した。
竹パウダーを使用した区画は6区画中4区画が今年初めて無出芽となった区画であった。
8年間植え替えなしということは素晴らしいことであり、もう株の活性が低下して出芽しなくてもおかしくはない。
区画B7は8年間で無出芽回数が4回という最も高い頻度であり、この区画の土壌に問題がありそうである。
無出芽区画に竹パウダー有りが多かったので、その原因を究明しようと考えたが、判明することはなかった。
偶然のことかもしれない。
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