492.カビ添加インキュベーション黒砂糖の乾燥減量 2025年1月4日

 本節は第489節の続きである。
489節ではカビを添加した黒砂糖を2024年12月10日まで73日間インキュベーションしたが、本節では2024年12月31日まで延長し、そのときの黒砂糖の乾燥減量を測定した。
その状況を表1に示した。



 図1はカビ付け前黒砂糖の60℃乾燥時間と黒砂糖の乾燥減量の関係を示した。
 乾燥時間が6hrより短い場合はインキュベーションにより乾燥減量は減少し、6hrより長い場合はインキュベーションにより乾燥減量は増加した。
 すなわち6hrより短い乾燥時間ではインキュベーション中に水分は蒸発し、6hrより長い場合はインキュベーション中に水分を吸収すると言える。
 図2はインキュベーション前乾燥減量とインキュベーション後乾燥減量の関係を示した。
 黒砂糖の乾燥減量(水分)を2%未満にしておけば、例えカビを接種したとしてもカビの増殖は起こらないことが分かった。

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