499.2024年生育サトウキビ清澄ジュースから黒砂糖の製造 2025年2月28日

 表1に清澄ジュースの濃縮データと経過写真を示した。
 濃縮終了時の画像および濃縮シロップのBrix(計算値)から、No4以後は濃縮度が高かった。



 写真1はシロップの最終煮詰めと黒砂糖の製造経過を示した。
 収穫No.3だけが煮詰め不足であり、60℃乾燥中に飴状化したてため、再度切り込みを入れて再乾燥を行った。


 
 表2に黒砂糖製造時の重量バランスを示した。
 No.6が沸騰開始時に吹きこぼれが起こったためNo.7,No8は急遽大きな鍋(ステンレス ボウル)を購入し使用した。

 図2にシロップの水分と最終煮詰め時間の関係を示した。
 当然ながらシロップ水分が多いと長い煮詰め時間を要した。
 大型煮詰め鍋は通常煮詰め鍋に比較して煮詰め時間は短縮された。
          

 図3に黒砂糖乾燥減量(水分)と鍋残重量の関係を示した。
 通常煮詰め鍋の場合、乾燥減量が3~6%では鍋残重量は変わらなかった。 
 乾燥減量が10%を超えるとバット注入時の流動性が高く、鍋残は少なかった。
 これは60℃乾燥で飴状化したNo.3である。
 大型煮詰め鍋の鍋残は通常鍋の2倍となった。
 
         

 図4は2023年生育サトウキビで行った生ジュースへの黒豆きな粉添加濃度と黒砂糖収率の関係グラフ(459節図2)に今回のデータをプロット
 したものである。
 吹きこぼれのおこったNo.6を除き、両者は良く一致している。

        

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