502.竹パウダー施肥のサトウキビ収量への効果 2025年3月1日
 第463節で第2サトウキビ畑に竹パウダーを施肥したことを述べた。
ここではその結果について記載する。
 表1は竹パウダー有無の区画系列ごとの取れ高比較、表2は一区画ごとの比較、表3は茎1本本あたりの比較である。


 表2をグラフにしたのが図1,2,3,4である。
 一区画ごとで見ると ①収穫本数は竹パウダー有がやや高い。 ②洗浄茎重量は竹パウダー有がやや高い。
 ③沪液残渣重量は竹パウダー有が低い。④乾燥黒砂糖重量はほぼ同じである。

 表3をグラフ化したのが図5,6,7である。
 茎一本当たりで見ると①洗浄茎重量は竹パウダー有がやや高い。②沪過残渣重量は竹パウダー有が低い。 ③乾燥黒砂糖重量は
 竹パウダー有がやや低い。


 ただし、今年度は2024年5月に植え替えた区画の生育が極めて悪く、正統な評価をするためには植替えをしなかった区画
のみで比較した方が妥当と考えた。
表4は区画別の竹パウダーの有無と2024年5月の植替え有無を示す。

 表5に植え替え無しの一区画あたりの取れ高を示し、図8,9,10,11にグラフ化した。 

 ①収穫本数は竹パウダー有が高い。
 ②洗浄茎重量は竹パウダー有が高い。
 ③沪過残渣重量は竹パウダー有が低い。
 ④乾燥黒砂糖重量は竹パウダー有が高い。

 以上より黒砂糖の収量を高めるのは竹パウダーの施肥に効果があると言える。
 私としてはBBK原料である沪過残渣をできるだけ多く欲しいので、今後竹パウダーの施肥はしないことにする。
 沪過残渣(灰汁)を多くするのは、サトウキビをあまり快適な環境で育てるのは良くないのかもしれない。

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