516.松腐朽株残渣栄養源添加再放置直後の状況 2025年6月6日

 本節は第514節の続きである。
 再懸濁して放置したサンプルは放置直後から早速変化が現れた。
 グルコースのみを添加したNo.2は気泡がでて、その上昇とともに残渣が浮遊を始めた。
 グルコースとハイポネックスを添加したNo.4は液表面にカビのコロニーができた。
 ハイポネックスのみを添加したNo.は少し遅れて緑色のシアノバクテリアが液表面で繁殖した。
 何も添加していないNo.1は大きな変化はなかった。
 写真1は側面の変化、写真2は液表面の変化を示した。




 写真3は方面浮遊物の顕微鏡画像である。


 さあこれから、これらの微生物によってどこまで松腐朽株残渣が分解されるのか楽しみである。

研究日誌の目次に戻る