645.失敗したキオビエダシャク成虫の粘着トラップ 2025年10月18日


 研究日誌第526節で人見山愛宕地蔵のマキの木についたキオビエダシャクの幼虫を全て捕獲し、
 糖蜜色コレクション第641節でそのマキの木の横に生えたイタドリの花に群がった成虫を壊滅した。
 さらに卵を生みに来る成虫を捕獲するために粘着トラップを写真1のように設置した。



 粘着トラップには写真2に示すように色々な虫が付着した。
 しかし、キオビエダシャクの成虫は一匹も捕獲することはできなかった。

 10月15日にはこの木に幼虫がいるのが認められた。
 これは成虫がトラップをかいくぐって卵を生みつけていたことを示している。
 すなわち粘着トラップは効果がなかったと言える。
 
 ただし、今回発生した幼虫の数は僅かであり、その大きさも小さかった。(写真4)


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