472. 2023年生育サトウキビからつくった黒砂糖の小袋包装 2024年5月6日

 第2サトウキビ畑のサトウキビからつくった黒砂糖は最終的に小袋包装している。
 小袋包装する黒砂糖はある程度以上の大きさがあるものを選んでいる。
今回は生ジュースに黒豆きな粉を種々の濃度に添加したので、その添加濃度が小袋包装に耐えられる黒砂糖の収率にどのように影響するかを
見てみた。
 小袋包装した黒砂糖の画像を写真1に示した。

 表1は黒豆きな粉添加濃度と生ジュース量、黒砂糖量、小袋包装数の一覧であり、生ジュース10kgおよび黒砂糖1kgあたりの小袋包装数
を合わせて示した。
   

  図1に黒豆きな粉添加濃度と生ジュース10kgあたりの小袋包装数を図2に黒砂糖1kgあたりの小袋包装数の関係を示した。
 これによると黒豆添加濃度が1%を超えると小袋包装数が低下している。

        

        
 
 小袋包装に耐える黒砂糖をつくるには黒豆きな粉添加濃度を1%未満にするべきである。
一方でBBKの品質としては黒豆きな粉添加濃度は0.5%付近とすべきであることは前述した。

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