498. 2024年生育サトウキビ生ジュースの沈澱分離と清澄ジュースの取得 2025年2月28日

 写真1に黒大豆きな粉を添加した生ジュースの加熱と沈澱の分離の経過を示した。
 生ジュースに対するきな粉の添加濃度は0.5wt%とした。(464節 黒豆きな粉添加濃度と麹発酵TPP収量
 収穫No1,2,3はきな粉をそのまま生ジュースに添加したが、均一になるのに時間がかかるためNo.4,5,6,7,8は一部の生ジュースでスラリー化して
 から添加した。
 収穫No.により生ジュース量に差があるため一定の加熱時間では濃縮度が大きく変わってしまうため、液量に応じて10分~20分の間で調整した。


 
 写真2は加熱した生ジュースの静置による沈澱と上清のサイホンによる抜取りの状況を示した。
 
 表1に生ジュース、清澄ジュースおよび沈殿物の画像と重量バランスを示した。

 図1は生ジュースの重量と沸騰開始までの昇温時間の関係を示した。
          

 図2は2023年生育サトウキビの生ジュースで「きな粉添加濃度と回収沪過残渣比率の関係を得たときのデータ(458節図6)」
と今回のデータをいっしょにプロットしたものである。
 残渣比率は2023年データよりやや下回っているが、今回は沪過での脱水性が若干良かったためではないかと推察される。

 

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