392.第2サトウキビ畑各区画の無出芽回数 2022年6月11日
第2サトウキビ畑の各区画ごとに無出芽回数に差があるかどうかを調べてみることにした。
その結果を表1に示した。
各年度の結果については下記を参照されたい。
2017年 135節
2018年 176節, 177節
2019年 233節
2020年 289節
2021年 346節
2022年 390節, 391節
2018年度は冬の気温が異常に低かったため、凍結障害により多くの区画で株が死滅し無出芽区画が多くなった。
2020年と2021年はすべての区画で出芽したが、2020年は3区画で無出芽となり植替えを行った。
図1に過去6年間の区画別無出芽回数を比較した。
区画により無出芽回数に差があることがわかる。
写真1に第2サトウキビ畑の区画配置を表2に区画別の無出芽回数を示した。
これによれば無出芽の区画は北西側、特に西に多かった。
一方南東側の区画は6年間毎年出芽を続けている。
もっとも影響を受けるのは日照時間の差による温度差、あるいは冬の北風に受け方によるものと考えられる。
各区画の土壌に差があるかどうかを見るために、各土壌水溶液のpH,電気伝導度を測定してみたい。
研究日誌の目次に戻る